株式会社スリーエーコンサルティング

株式会社オオバ様

地理空間情報部長  設計部長 兼 総務部長  設計部 構造課 係長

瀬古 和弘様    垣原 裕様       池田 遥様

2025年8月20日

スリーエーコンサルティングに依頼した今回、ISO9001認証取得作業のために残業した回数はゼロ。現在は現場でQMSを運用するための業務に注力できている状況です。

まちづくりにおける土木設計と都市計画の2つを柱に建設コンサルタント事業を展開している株式会社オオバ。今回、株式会社オオバ 大阪支店にて、ISO9001(Quality management system:QMS)の認証を取得するにあたり、スリーエーコンサルティングにコンサルティングを依頼した背景や効果などついて、地理空間情報部長 瀬古 和弘氏、設計部長 兼 総務部長 垣原 裕氏、設計部 構造課 係長 池田 遥氏にお話を伺いました。

スリーエーコンサルティングに依頼した効果

<残業がゼロ>
スリーエーコンサルティングに依頼した今回は、ISO9001取得作業のために残業した回数はゼロ。日常の業務に支障が出ることもありませんでした。

<工数の低減>
多くのコンサルティング会社は、アドバイスだけで終わってしまうようですが、スリーエーコンサルティングはドキュメント作成のところまで担っていただけます。当社は必要な情報を集めることが主な作業になります。先日も本社の品質マネジメントシステムのドキュメント改定を受け、大阪支店のドキュメントも更新する必要があったのですが、その際もQMSの運用に矛盾が生じないように整合性を取りながら上手にまとめていただきました。さらに、定期的に実施するマネジメントレビューについては、スリーエーコンサルティング主導のもと、効率的に実施することができています。これは社内工数低減に大きく寄与しています。

<QMSの運用に関わるリソースが半減>
スリーエーコンサルティングにコンサルティングを依頼して以降、QMS運用に携わる社内のリソースは半減。運用体制を大きく省力化することができました。

<本体の業務とQMSの現場展開に注力>
QMSのドキュメント作成に全力をつぎ込むことは本末転倒だと思っています。なぜなら、我々が本来やるべきことはQMSを運用し、品質を確保することだからです。スリーエーコンサルティングに伴走支援してもらっている現在、それがしっかり実現できています。

<コンサルティングがいる安心感>
外部審査にも立ち会っていただいていますから、我々にかかる心理的負担が大きく軽減されています。しかも、外部審査の指摘事項を踏まえ、即時フォローアップいただける点も助かっています。

背景・課題:競争力を高めるためにはオフィシャルなISO9001の認証が必要

ISO9001の認証が必要になった背景をお聞かせください。

受注競争力を高めるためにISO9001の認証が必要になったことが背景となります。まず前提として当社は2000年8月、本社主導で全社を統合したISO9001を取得しました。その後、運用と更新を行うなかで、社内の品質マネジメントシステムのフレームは確立できたと判断。当社独自の品質マネジメントシステムの運用に切り替えました。

社内の品質マネジメントシステム(QMS)は完成されており、内部監査の実施や運用スキルなども十分ですが、官公庁の仕事では評価に加点されないケースが生じてきたことから、対外的に証明できるISO9001の認証取得が必要となっていました。そこで2018年、大阪支店で認証を取得するため、スリーエーコンサルティングにコンサルティングを依頼しました。

当初からコンサルティング会社を入れるつもりだったのでしょうか。また、コンサルティング会社を入れる場合、比較・検討はされたのでしょうか。

当時、名古屋支店でも認証が必要になり、スリーエーコンサルティングとともに取得に向けた取り組みを行っていたという背景がありました。その名古屋支店からスリーエーコンサルティングの良い評判を聞いていたこともあり、大阪支店もスリーエーコンサルティングに依頼したというのが経緯になります。他のコンサルティング会社は比較・検討していません。


株式会社オオバ 垣原 裕様

依頼理由:響いたのは「お客様の社内工数を限りなく0に近づけ、担当者の方が本業に集中できるようサポートする」というサービスコンセプト

スリーエーコンサルティングに依頼した決め手を教えてください。

もちろん、名古屋支店からの紹介は大きなポイントでしたが、決め手となったのは「お客様の社内工数を限りなく0に近づけ、担当者の方が本業に集中できるようサポートする」というサービスコンセプトが我々に響いたからです。実は前回2000年にISO9001を取得した際は、現場の負担も大きく、書類作成に時間を割かれることが散見されていました。ですから、スリーエーコンサルティングに入ってもらうことで、社内工数が限りなくゼロに近づくなら、ぜひお願いしたいと思いました。


株式会社オオバ 瀬古 和弘様

取り組み:実作業はスリーエーコンサルティング、オオバ側はQMSの現場運用に注力

スリーエーコンサルティングと取り組んだISO9001認証取得のプロセスを教えてください。

すでに社内で運用している品質マネジメントシステムはありますから、今回はそれをISO9001の認証に合わせて見える化することが重要だと考えていました。取り組みスタート後、スリーエーコンサルティングは現在の品質マネジメントシステムをベースに活用できるもの、省くものを的確に仕分けるなど、効率的に最適化する手法で作業を推進。さらに、我々側にも品質マネジメントシステムの運用体制があったため、取り組みはスムーズに進み、スリーエーコンサルティングに依頼した翌年の2019年には、無事ISO9001の認証を取得することができました。

現在、スリーエーコンサルティングからはどのような支援を得ていますか。

2カ月に1回、年間計6回の打ち合わせを行っています。期初に年間スケジュールを策定・確認するところからスタートし、更新の年であれば、更新に向けたスケジュールを組んでいきます。ドキュメントの更新が必要な際は、我々とスリーエーコンサルティングがしっかりとコンセンサスを取ったうえで、スリーエーコンサルティング側でドキュメントを更新してもらっています。すべてにおいてスムーズに進めていただいていますから、我々はQMSを現場で運用するための業務に注力できている状況です。

ISO9001取得直後には、ISO27001 (Information Security Management System:ISMS)の取得にも尽力いただきました。現在は本社一括でISMSを運用しているため、ISMSに関することでスリーエーコンサルティングに依頼していることはありませんが、的確な伴走支援で素早く取得できた点については大変感謝しています。


株式会社オオバ 池田 遥様

メッセージ:QMSの運用や更新を最適化したいなら、スリーエーコンサルティングは最適なパートナー


株式会社スリーエーコンサルティング   山田光希

ISO9001の取得を考えている企業に向けたアドバイスがあればお願いします。

我々の経験でしかお話できませんが、社内に品質マネジメントシステムがあるうえでISO9001の認証を取得する場合には、スリーエーコンサルティングは最適なパートナーだと思います。もしくは、すでにISO9001の認証を取得している企業が運用・更新にかかるさまざまなコストを最適化したい場合も、スリーエーコンサルティングをおすすめしたいですね。スリーエーコンサルティングの支援が得られれば、QMSを活かして改善を図り、さらなる品質向上に目を向けることができると思います。

 

●会社プロフィール
社名 株式会社オオバ
本社所在地 〒101-0054 東京都千代田区神田錦町3-7-1 興和一橋ビル
大阪支店 〒541-0047 大阪府大阪市中央区淡路町1-7-3 日土地堺筋ビル8F
創業 1922年10月
設立 1947年10月
資本金 21億3,173万円 (2024年5月現在)
社員数 550名 (2024年5月現在 連結)
https://www.k-ohba.co.jp/

1922年、土木の測量設計事務所として創業。以降、計画・調査・補償・設計・施工管理まで携わる建設コンサルタントとして成長を遂げ、まちづくりにおける土木設計と都市計画の2つを柱に事業を展開。道路、橋梁、上下水道などの社会インフラ、商業施設、工業団地、住宅地などの都市開発・地域開発などにおいて、建設コンサルタントの立場から数多くのプロジェクトに携わっています。これからも同社は、まちに暮らすひとりひとりの幸福度やQOL向上のため、まちづくりの専門家としてより良いまちづくりを実現していきます。

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